院内設備
EQUIPMENT
院内設備
当院は心臓専用の超音波検査機器や内視鏡・動物用歯科ユニットなど多彩な機器を設備し、正確な診断・治療を行える環境を整えております。動物の状態を常に考慮し、動物達の声を代弁しながら、ホームドクターとして動物病院の一次・二次診療・高度医療の枠にとらわれずに、病気に対する治療内容の選択とその治療を飼主の皆様と共に、理解を深めながら行えるよう心がけております。
院内設備のご紹介
超音波検査装置
VividS60(GE)
最新型の心臓専用の超音波検査機器。当院で使用していた超音波の最新型のモデルです。従来型と比べ格段に性能が良くなり、さらなる詳細な検査が可能となっております。
ALPS
(KYON)
整形外科 骨折用のプレートです。チタン製のロッキングプレートで、親和性、強さを含め現在最も信頼ができる骨折用プレートです。小型犬の橈尺骨骨折、骨盤骨折など様々な場面で使用できます。
自動血球計算器
(日本光電)
血球検査の機器です。赤血球や白血球、貧血、ヘモグロビン、血小板数など検査が可能です。
半導体レーザー
(富士SLI)
緑内障に対する毛様体凝固術、腫瘍に対するレーザーサーミア、リハビリ、疼痛緩和など様々な用途に使用します。
Pettrust
(MP Japan)
血圧測定器です。非観血的な測定を行います。猫や極小犬では、麻酔時、通常のモニターでは血圧が低下するため測定が難しくなります。この機器は通常測定ができない場合に活躍してくれます。
レントゲン装置
(TOSHIBA)
聴診や触診では判断できない骨の変形や肺の状態、異物、腫瘍など、大きく全体を検査していきます。
眼圧計
(Reichert)
眼の前眼房の圧力を測ります。角膜に接触させることで緑内障、前ブドウ膜炎などの診断に用います。
整形外科ドリルシステム
(NSK)
整形外科の様々な病気に活躍してくれます。頚部椎間板ヘルニア、背側椎弓切除、骨折のプレート設置など、ほとんどの整形外科手術で使用します。
食道モニター
(太陽電子)
麻酔時に食道に挿入し心音を耳で聞くモニター。手術時、耳で麻酔状態や血圧を判断できます。
超音波凝固装置
(OLYMPUS)
手術の際、縫合糸を使用せずに出血部位を超音波振動により出血断面をシールする機器です。
これにより手術時間の短縮、安全な止血、縫合糸の副反応など効果が得られます。
内視鏡
(OLYMPUS)
胃内の異物除去、胃、小腸、大腸の検査、診断を行えます。開腹検査に比べ動物に痛みを与えずに検査、治療できます。
免疫反応測定装置
(FUJIFILM)
甲状腺機能検査(T4・TSH)・副腎皮質機能検査COR(コルチゾール)・肝臓機能検査(TBA:総胆汁酸)を測定できる機器です。今まで検査所に依頼しておりました検査測定を院内で迅速に診断出来るようになりました。
電気メス
(Metran)
小さな血管の止血、切開に用います。出来る限り出血を抑えながら安全に手術を行っていきます。
ドップラー血圧計
(P. Medical)
これも血圧測定器です。上記の機器でも測定できない場合に用います。血管の脈波を測定していきます。
ハンドスリットランプ
(KOWA)
眼の検査に用います。16倍まで拡大可能で、角膜の厚さや浮腫、水晶体の状態の観察、異所性睫毛など、さまざまに活躍してくれます。
TONOVET Plus
(TONOVET icare)
左記と別タイプの眼圧計です。より簡易に動物にストレスなく測定できます。二つの眼圧計を用途に合わせて使用していきます。
シリンジポンプ
(TOP、TERUMO)
静脈点滴を厳密に定流量で送ってくれます。通常の自動点滴装置よりもセットできる量は少量ですが細かな量調節が可能です。
ベアーハガー
(ARIZANT)
全身麻酔をかけると多くの子に体温の低下が起こります。ドライヤーのような医療機器で、麻酔中に全身を暖かい空気で包み込み体温の低下を防ぎます。
動物用歯科ユニット
(MORITA)
歯科で必要な装置が一つに凝縮された機器です。これにより歯内療法、虫歯処置、歯石除去、切断、研磨などに対応できます。
血液生化学検査装置
(FUJIFILM)
血液検査を行う機器です。一般的な検査から、CRP、リパーゼなど膵炎、炎症性疾患の検査、電解質検査などが検査可能です。これにより腎臓や肝臓、ホルモン病(クッシング症候群やアジソン病など)の疑い有無もわかります。
人工呼吸器と麻酔器
(Metran、ADS2000)
現在、3台の人工呼吸器を導入。停電時でも使用可能な機器と、最新の安全性の高い人工呼吸器を導入しております。
麻酔モニター
(COLIN、日本光電、NONIN)
安全な麻酔をめざし、麻酔中の動物の状態を把握する機器です。心拍数、SpO2、EtCo2、体温、血圧、酸素濃度、麻酔濃度などの計測が可能です。観血的血圧も計測可能で血管の手術や門脈シャントなどの手術も可能になります。
FCR
(富士フィルムメディカル)
レントゲンのデジタル現像をする機材です。以前よりも解像度が高くより鮮明な画像処理を行うことが出来ます。
Irisvet
(Menicon)
突発性後天性網膜変性(SARDS)・ 遺伝性網膜変性・ 視神経炎・髄膜炎・下垂体腫瘍・眼交叉腫瘍・白内障の診断の診断に用いる検査機器です。
ICU装置
(東京メニックス)
酸素濃度(高濃度酸素)、室温、湿度を管理する装置です。循環器系・呼吸器系の疾患や麻酔後のリカバリー時に用います。
心電計
(FUKUDA ME)
心臓の不整脈を検出するための機器です。
超音波検査装置
VividS6(GE)
心臓専用の超音波検査機器。従来の検査機器では診断が困難であった子猫、子犬の小さな心臓もかなりの精度で検査でき、先天性心疾患の診断や弁膜症、肺高血圧症なども検査可能です。